気候変動に伴う自然災害に関する国際シンポジウム「GEOS 2026」をノルウェーで開催しました
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本学災害・復興科学研究所は,気候変動に伴い変容する自然災害の予測や防減災,リスクマネジメントに関する研究・教育の国際連携パートナーシップ「GEOMME」をノルウェー・韓国の研究機関・大学と締結しています.
最終年度では,2026年8月31日から9月2日にかけて,ノルウェー・オスロで開催された国際シンポジウム「International Symposium on Climate-Driven Geohazards: Engineering, Science and Society (GEOS 2026)」に参加しました.本シンポジウムはノルウェー地盤工学研究所(NGI)が主催し,国内外の大学・研究機関等と連携して開催されたもので,気候変動に伴い変容する自然災害について,工学・科学・社会の多様な視点から議論しました.
シンポジウムでは,気候変動に伴う地盤災害の世界的な動向や,実験・観測,災害ハザード・リスクのモデリング,早期警戒システム,Nature-Based Solutions (NbS),防災・減災に関する政策や教育など,幅広いテーマについて研究発表と意見交換が行われました.3日間にわたり,3件の基調講演,6つのテーマ別セッション,ポスターセッションなどが実施され,100名に及ぶ研究者,実務者,政府関係者,学生等が国際的な研究交流を行いました.
2日目には,防災レジリエンス・インフラストラクチャー連合(CDRI)とNGIが主催するIdeation Workshopが開催されました.参加者は「リスク評価」,「Natura-Based Solutions」,「早期警戒システムとガバナンス」,「研究・教育・人材育成」の4テーマに分かれ,今後の研究課題や実装上の課題,国際共同研究の可能性などについてグループ討議を行いました.8つのグループによる議論を通じて,研究・実装・教育・国際連携に向けた具体的な課題とアイデアが共有されました.
【日程】
8/31 : シンポジウム1日目
開会式および基調講演を行った後,「Global Context & Emerging Trends in Climate-Driven Geohazards」,「Experiments: From Laboratory to Field」,「Modelling Hazard and Risk Across Spatial Scales」の3セッションを開催しました.
9/1 : シンポジウム2日目
「Knowledge to Action」をテーマとし,CDRIによる基調講演に続き,参加者によるIdeation Workshopを実施しました.午後には,Apex Lectureおよびポスターセッションを開催し,研究交流を深めました.
9/2 : シンポジウム3日目
「From Science to Application & Impact」をテーマとし,「Early Warning Systems & Non-Structural Risk Reduction」,「Sustainable Risk Reduction: Nature-Based Solutions & Adaptation Strategies」,「Future Directions: Innovation, Policy & Education」の3セッションを開催し,研究成果を実社会に展開するための課題や今後の国際連携について議論しました.
【関連リンク】
・International Symposium on Climate-Driven Geohazards: Engineering, Science and Society (GEOS 2026)

【写真】シンポジウムでの集合写真