第60回災害環境科学セミナーを開催しました
イベント
2024年8月27日(火)の15:30〜17:00に,新潟大学災害・復興科学研究所第60回災害環境科学セミナーを開催いたしました.
森林総合研究所十日町試験地の勝山祐太研究員を講師に迎え,「地球温暖化が積雪・雪崩におよぼす影響」というテーマで話題提供をいただき,活発な質疑と意見交換が行われました.
講演では,領域気候モデル(RCM)による全球気候モデル(GCM)の力学的ダウンスケーリングと積雪変質モデル(SNOWPACK)を組み合わせることで,地球温暖化が進行するシナリオ下での雪質や積雪安定度の変化を予測する手法について説明がありました.さらに,機械学習を用いた雪崩発生件数の評価方法についても紹介がありました.
参加者は13名でした.講演者の勝山様,ご参加いただいた皆様,ありがとうございました.