新潟大学 English

被災者支援研究グループ

平成27年度プロジェクト活動計画

1.研究グループ・テーマ

被災者支援研究グループ
生活再建やこころのケアなどの被災者支援

2.研究グループの参加構成員

代 表
矢田俊文
メンバー
池田哲夫,原 直史,飯島康夫,松井克浩,中村 元,斎藤瑞穂

3.具体的活動内容(平成27年度)

1)活動の中核とするプロジェクト名(テーマ)
「地震被災地の生活・文化の復興と日本海沿岸地域を中心とした歴史地震史料研究プロジェクト」
2)具体的活動内容(目標・計画)
目標
目標は以下の通り. A.文化復興のための地域歴史資料の調査・活用の研究, B.日本海沿岸を中心とした歴史地震史料の研究, C. 災害復興プロセスに関する災害社会学的研究
計画
Aでは,2004年中越地震,2011年東日本大震災で保全された歴史史料・民俗資料・避難所史料の調査と保全・活用の研究を行う.さらに, 2011年東日本大震災被災地岩手県山田町で,観光考古学ツアーを行う.Bでは,原本にもとづき日本海沿岸を中心とした歴史災害史料の調査・翻刻等を行う.また,1858年飛越地震等の広域に被害をあたえた地震史料を検討し, 家屋倒壊率と活断層の関係等の研究を行なう.Cでは, 柏崎市で災害復興と支援の実態について現地調査を行う。

4.平成27年度のグループ(若しくは分野別)活動計画スケジュール

2015.5〜10
歴史災害史料の調査
2015.8
被災史料の調査
2015.7
長岡市で東日本大震災における避難所史料の整理
2015.8
柏崎市で災害社会学現地調査
2015.8
岩手県山田町で観光考古学ツアーの開催
2015.9
長岡市山古志地区で被災民俗資料の写真撮影及び調査
2015.9
長岡市山古志地区で被災史料調査
2015.10
被災史料の調査
2015.11
第3回前近代歴史地震史料研究会の開催
2015.12
『新潟県中越大震災・東日本大震災と災害史研究・史料保存』掲載史料の撮影
2015.12
災害史料シンポジウム「震災資料・史料保存・災害史研究の融合をめざして」の 開催