14日午前7時35分ごろ,谷川岳白毛門沢付近のアーチ型スノーブリッジ(高さ約3m)で雪塊の一部(幅2m奥行2m)が崩れ,登山中の東京都府中市,大学3年生,男性Aさん(22)を直撃.Aさんは背中を強く打って死亡した.
沼田署の調べによると,Aさんは大学のワンダーフォーゲル部の仲間4人と1泊2日の計画で,白毛門に登るため,13日午後8時ごろ乗用車で土合駅に着いた.土合駅駐車場で仮眠を取った後,14日午前6時に土合の登山口から入山.白毛門沢を400〜500mのぼり,スノーブリッジをくぐろうとしたところ崩れ,先頭を歩いていたAさんが巻き込まれたという.
この時期,スノーブリッジは気温が上昇するため崩れやすく,谷川岳登山指導センターでは下を通過しないように指導していた. |