夏期における雪崩涵養型雪渓の消耗・崩壊過程へ戻る

荒沢岳西本城沢雪渓のトンネルの拡大過程

 雪崩涵養型雪渓では,夏期になると雪渓底部に融雪水や雨水が流れ込み渓流ができるため,融解によってトンネルが形成される.8月1日の写真から雪渓の最末端部にトンネルの形成が確認できる.このときのトンネルの大きさは,幅約2m,高さ約1mであった.約1ヶ月後の9月8日には,幅約14m,高さ約2mにまで拡大し,消耗末期の10月12日には,幅約15m,高さ約5mとなった .

2006/8/1


2006/9/8


2006/10/12


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