2021年12月28日

本学災害・復興科学研究所は，気候変動に伴い変容する自然災害の予測や防減災，リスクマネジメントに関する研究・教育の国際連携パートナーシップ，Climate-induced geohazards mitigation, management, and education in Japan, South Korea, and Norway (GEOMME)，のキックオフミーティングを12月3日（金）にオンライン形式で開催しました。

本パートナーシップには，ノルウェーからノルウェー地盤工学研究所（NGI）とトルムソ大学（UiT），韓国から韓国地質資源研究院（KIGAM）と韓国科学技術院（KAIST），日本から防災科学技術研究所雪氷防災研究センターと新潟大学災害・復興科学研究所の6機関が参加しています。本パートナーシップは，2021年10月から2026年9月までの5カ年計画で2021年度に採択されました。

キックオフミーティングでは，各機関の特色や現在進行中のプロジェクト研究，構成員が紹介されるとともに，本パートナーシップの目標を達成するための年度計画が議論されました。

今後，大学院生を対象とした地球科学・自然災害のオンライン教育モジュールの開発や各国の自然災害の特色を活かしたフィールドワーク（巡検），研究者および大学院生の人材交流による共同研究の推進，国際ワークショップの開催など，研究を主軸としたGEOMMEパートナーシップが実施されます。