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スイス ジュネーブ大学の研究者の訪問をうけ,新潟の雪崩被災斜面を案内しました

2018年09月29日

2018年9月27日~29日,ジュネーブ大学のJuan Ballesteros博士が新潟を訪問されました。Juan Ballesteros博士は,年輪年代測定法を用いた過去の洪水・土砂イベントに関する研究に取り組まれています。今回の訪問では,世界的にも多雪地域である新潟において,雪崩による破損木の状況の現地視察を行いました。

妙高の現場では,森林総合研究所十日町試験地の竹内由香里試験地長が長期観測されている雪崩観測現場をご本人にご案内いただき,観測測器や雪崩による破損木を観察しました。また,新潟県中越地震の被災斜面の植生回復状況や雪崩による破損木の分布,大白川での積雪・雪崩観測とその研究成果を現地において紹介しました。山古志・大白川の現場では,筑波大学の池田准教授も参加し,活発な議論を交わしました。