- 全国 > 岐阜県 > 飛騨市(神岡町) 1971年から1980年 -
SN | 発生日時 | 被災箇所 | 遭遇者内訳(人) 注)死者は行方不明者含む |
被害概要 | 気象状況 | 引用資料 | |||||
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日 | 時間 | 資料記載 | 固有名称 | 遭遇者 | 死者 | 負傷者 | 代表資料名 | 発行 | |||
230 | 昭和46年 (1971) 3月9日 |
16:00 | 吉城郡 神岡町東茂住(現飛騨市) | 1 | 神岡鉱山の敷地内で雪をまじえた土砂約30立方米が崩れ落ち、用水路の側溝工事をしていた作業員3名のうち1名が生き埋めになり死亡した。 | 雪崩発生時、3日夜から降り続いた雪が約200mを越える。 | 岐阜日日新聞 | 昭和46年 (1971) 3月10日 |
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231 | 昭和46年 (1971) 3月17日 |
15:20 | 吉城郡 神岡町横山 R41号線杉山トンネル入口付近(現飛騨市) | 国道41号 | 5 | 国道を5名を乗せた乗用車が通行中雪崩に襲われ雪に埋まった。すぐ救出作業をした結果5名が1ー2週間の怪我を負っただけで助けだされたが、車は押し潰された。雪崩は八岡山中腹で発生約300立方米の雪が崩れ、うち約100立方米がスノーセットを越えて道路上に落下した。 | 雪崩発生時、気温上昇 | 北日本新聞 | 昭和46年 (1971) 3月18日 |
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237 | 昭和49年 (1974) 2月9日 |
~16:00 | 吉城郡 神岡町 R41号線鹿間ー東茂住間(現飛騨市) | 国道41号 | 午後4時頃までの間に国道41号線鹿間ー東茂住間の6箇所で雪崩があり、同区間は午後1時から通行止めとなったが、8時過ぎ開通した。 | 岐阜日日新聞 | 昭和49年 (1974) 2月10日 |
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239 | 昭和49年 (1974) 2月9日 |
11:40 | 吉城郡 神岡町牧 R41号線(現飛騨市) | 国道41号 | 国道に幅30m高さ5mにわたって雪崩発生し道路が遮断された。頃窒息死した。 | 岐阜日日新聞 | 昭和49年 (1974) 2月10日 |
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242 | 昭和49年 (1974) 2月9日 |
16:50 | 吉城郡 神岡町栃洞 南平(現飛騨市) | 4 | 1 | 4名でスキーをしていたところ雪崩が起こり生き埋めになった。うち3名ははい出して無事だったが、1名は20分後に約1m下で倒れているのを発見したが死亡していた。 | 北日本新聞 | 昭和49年 (1974) 2月10日 |
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244 | 昭和49年 (1974) 2月16日 |
11:50 | 吉城郡 神岡町木地屋 R41号線(現飛騨市) | 国道41号 | 国道で雪崩発生し全面通行止めになった。復旧の見込みはたっていない。 | 北日本新聞 | 昭和49年 (1974) 2月16日 |
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245 | 昭和49年 (1974) 2月18日 |
15:40 | 神岡線 飛騨中山ー茂住間 中山弟3トンネル口付近(現飛騨市) | 神岡線 | 61 | 0 | 0 | トンネル口付近で雪崩が発生、線路が埋まっているのを、トンネル内を進行してきた列車が見つけ急ブレーキをかけたが間にあわず前部を雪の中に突っ込み止まった。乗客60人は無事、車体にも被害無し、列車は現場に約1時間立ち往生した。雪崩は約60m上から起こりその一部が高さ1.5m幅5mにわたって線路上に落ちた。 | 岐阜日日新聞 | 昭和49年 (1974) 2月19日 |
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246 | 昭和49年 (1974) 2月20日 |
10:00すぎ | 吉城郡 神岡町木地屋 R41号線(現飛騨市) | 国道41号 | 20日朝神岡町木地屋の国道41号線に標高約400mの山の斜面から雪崩発生し、国道を約15mにわたってふさいだ。道路にたまった雪は平均1m約1200立方米また同日この区間で他に大小4箇所の雪崩が発生、岩石や雑木を巻き込んだ箇所もあり、約8時間にわたって通行止めになった。 | 北日本新聞 | 昭和49年 (1974) 2月21日 |
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250 | 昭和50年 (1975) 3月4日 |
13:55 | 吉城郡 神岡町東茂住(現飛騨市) | 3 | 1 | 排水路建設工事現場で幅30m深さ5ー10mにわたって雪崩が発生し1名が下敷になり2名は足をすくわれただけで自力で脱出し無事だったが、下敷になった1名は午後2時30分頃2m下で発見されたが、首の骨を折っており同4時頃死亡した。 | 最高気温13.5℃まで上がる。 | 岐阜日日新聞 | 昭和50年 (1975) 3月5日 |
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251 | 昭和50年 (1975) 3月4日 |
14:30 | 吉城郡 神岡町土 R41号線(現飛騨市) | 国道41号 | 国道に幅10m深さ2.5mにわたって雪崩が発生し、現場は約1時間交通が渋滞した。 | 最高気温13.5℃まで上がる。 | 岐阜日日新聞 | 昭和50年 (1975) 3月5日 |
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252 | 昭和50年 (1975) 3月8日 |
16:15 | 吉城郡 神岡町土 R41号線(現飛騨市) | 国道41号 | 国道41号線で雪崩が発生、道路を遮断した為富山県境ー神岡間が全面通行止めになった。午後8時過ぎに復旧した。 | 北日本新聞 | 昭和50年 (1975) 3月9日 |
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259 | 昭和53年 (1978) 2月10日 |
15:50 | 吉城郡 神岡町中山 R41号線(現飛騨市) | 国道41号 | 国道41号線で雪崩が発生し、スノーシェード両側の路上に約200立方米の雪があふれ落ちた。除雪作業の結果午後6時30分頃復旧したが、約600台の車がストップした | 気温緩む。 | 岐阜日日新聞 | 昭和53年 (1978) 2月11日 |
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266 | 昭和55年 (1980) 12月29日 |
3:10 | 吉城郡 神岡町東茂住(現飛騨市) | 7 | 4 | 鉱山住宅の裏山で幅30mにわたって雪崩が起き、同住宅の1階部分を直撃し就寝中の7名が生き埋めになったが1名は自力で脱出し他も30分後に全員救出され、4名が軽い怪我をしただけですんだ。 | 岐阜日日新聞 | 昭和55年 (1980) 12月29日 |
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268 | 昭和55年 (1980) 12月29日 |
9:00 | 吉城郡 神岡町東茂住 R41号線(現飛騨市) | 国道41号 | 1 | 国道41号線で脱輪し側溝に落ち救出を待って停車中のトラックに雪崩が直撃、トラックは押し流され道路右側約5m下の新猪谷ダムに転落した。運転者は車から脱出したが、午前11時過ぎ心臓マヒのため死亡した。 | 信濃毎日新聞 | 昭和55年 (1980) 12月30日 |