- 全国 > 山形県 > 小国町(小国町) 1931年から1940年 -

SN 発生日時 被災箇所 遭遇者内訳(人)
注)死者は行方不明者含む
被害概要 気象状況 引用資料
時間 資料記載 固有名称 遭遇者 死者 負傷者 代表資料名 発行
335 昭和9年
(1934)
1月5日
19:13 手の子沼沢間37キロ付近 米坂線 記載なし 線路上に雪崩落下しているのを発見、列車急停車して無事。除雪開通。場所:小国町 前日まで積雪240cm 山形新聞 昭和9年
(1934)
1月7日
337 昭和9年
(1934)
1月14日
23:00 津川村新股地内(現小国町) 1 1 通行中山上より3mと1mの雪崩に襲われ圧死した。 山形新聞 昭和9年
(1934)
1月23日
338 昭和9年
(1934)
1月23日
13:00 小国本村赤柴県道筋(現小国町) 3 3 鉄道工事現場から飯場にむかう途中雪崩に遭い荒川(約15mの断崖)に突き落とされ3名死亡。 4月6日に1名遺体で発見される。 山形新聞 昭和9年
(1934)
1月31日
340 昭和9年
(1934)
1月24日
19:00 津川村鉄道工事第四区弁当沢トンネル(現小国町) 記載なし トンネル内で作業中入口が雪崩でふさがれ、坑内には炭酸ガスが充満し3名は中毒症状を起こし人事不省に陥ったが救助され蘇生した。 山形新聞 昭和9年
(1934)
1月26日
342 昭和9年
(1934)
1月29日
記載なし 小国本村小渡字赤柴県道筋(現小国町) 3 3 米坂線建設工事現場から飯場に帰る土工3人が雪崩で荒川に突き落とされ行方不明。死亡とする。 山形新聞 昭和9年
(1934)
1月30日
353 昭和9年
(1934)
2月23日
5:40 手の子沼沢間40キロ50メートル付近 米坂線 記載なし 線路上に右側30mの高所より雪崩落下してるのを線路工手が発見、午前7時近くに回復。場所:小国町 山形新聞 昭和9年
(1934)
2月24日
359 昭和9年
(1934)
3月4日
14:00 小国本村字朝篠向上堀地内(現小国町) 2 大雪崩あり付近で労働中の2名が埋没されそうになった。 山形新聞 昭和9年
(1934)
3月11日
376 昭和9年
(1934)
3月25日
12:30 南小国村大瀧沢国有林内(現小国町) 11 1 兎狩に従事中雪崩に襲われ1名がその下敷になり死亡。 山形新聞 昭和9年
(1934)
3月27日
383 昭和9年
(1934)
5月11日
16:20 手の子羽前沼沢間36キロ700メートル付近 米坂線 記載なし 線路に雪崩落下したのを線路工手が発見、除雪の結果17:00に至り開通、列車に異常無し。場所:小国町 山形新聞 昭和9年
(1934)
5月13日
385 昭和10年
(1935)
1月23日
16:00 津川村西瀧地内(現小国町) 記載なし 雪崩で民家1棟小屋3棟倒壊したが人畜に被害無し。 山形新聞 昭和10年
(1935)
1月26日
390 昭和10年
(1935)
12月24日
14:35 手ノ子沼沢間56キロ500メートル付近 米坂線 記載なし 雪崩落下しているのを線路工手が発見、除雪した結果列車現場に4分停車の上発車。これは米坂線初雪崩で昨年より40日早い。場所:小国町 山形新聞 昭和10年
(1935)
12月25日
410 昭和11年
(1936)
3月5日
19:45 羽前沼沢伊佐領間47キロ600メートル付近 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、列車約1時間の遅延。場所:小国町 山形新聞 昭和11年
(1936)
3月7日
411 昭和11年
(1936)
3月6日
5:40 羽前沼沢伊佐領間47キロ600メートル付近 米坂線 記載なし 雪崩落下したが発見、除雪し支障無し。場所:小国町 山形新聞 昭和11年
(1936)
3月7日
413 昭和11年
(1936)
3月9日
5:00 手ノ子羽前沼沢間40キロ付近 米坂線 記載なし 雪崩落下しているのを線路工手が発見、列車に支障無し。場所:小国町 山形新聞 昭和11年
(1936)
3月10日
414 昭和11年
(1936)
3月9日
6:21 羽前沼沢伊佐領間47キロ800メートル付近 米坂線 記載なし 雪崩落下しているのを線路工手が発見、列車35分の遅延。場所:小国町 山形新聞 昭和11年
(1936)
3月10日
415 昭和11年
(1936)
3月10日
8:00 津川村東滝字田地(現小国町) 5 登校中雪崩に襲われ3名が埋没されたが他の2名が助けを求め救助された。 山形新聞 昭和11年
(1936)
3月12日
417 昭和11年
(1936)
3月14日
16:44 羽前沼沢~伊佐領間47キロ600メートル付近 米坂線 記載なし 雪崩襲来してるのを線路工手が発見、午後5時12分に開通した。場所:小国町 山形新聞 昭和11年
(1936)
3月16日
425 昭和11年
(1936)
3月29日
5:20 羽前沼沢伊佐領間43キロ900メートル付近 米坂線 記載なし 雪崩落下しているのを線路工手が発見、排雪の結果午後4時半ようやく復旧場所:小国町 山形新聞 昭和11年
(1936)
3月30日
430 昭和11年
(1936)
4月9日
13:55 羽前沼沢伊佐領間49キロ300メートル付近 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、排雪の結果列車運行に支障無かった。場所:小国村 山形新聞 昭和11年
(1936)
4月10日
434 昭和11年
(1936)
4月22日
21:40 羽前沼沢伊佐領間49キロ200メートル付近 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、23日午前0時半開通、終列車通過後の為支障無し。場所:小国町 山形新聞 昭和11年
(1936)
4月24日
437 昭和11年
(1936)
5月2日
14:27 羽前沼沢伊佐領間44キロ750メートル付近 登戸トンネル東口 米坂線 記載なし 登戸トンネル東口に雪崩襲来したのを線路工手が発見、午後3時17分開通。列車伊佐領駅を34分遅発。場所:小国町 山形新聞 昭和11年
(1936)
5月4日
441 昭和11年
(1936)
12月12日
記載なし 小国本村岩井沢(現小国町) 記載なし 家屋が雪崩のために倒壊した。 山形新聞 昭和11年
(1936)
12月13日
443 昭和12年
(1937)
1月18日
6:03 小国玉川口間62キロ900メートル付近 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 列車雪崩に乗り上げ機関車前頭のスノープラーを破損したためこれをとりはずし20分遅発した。場所:小国町 17日夜来の暖気と降雨 山形新聞 昭和12年
(1937)
1月19日
444 昭和12年
(1937)
1月24日
10:15 手ノ子羽前沼沢間37キロ付近 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、排雪の結果10:50開通。場所:小国町 積雪6尺 山形新聞 昭和12年
(1937)
1月26日
450 昭和12年
(1937)
2月5日
14:00 小国玉川口間62キロ900メートル付近 横根山トンネル西入り口 米坂線 記載なし トンネル西入口に大雪崩襲来したのを保線係員が発見、排雪の結果、14:20に開通。場所:小国町 山形新聞 昭和12年
(1937)
2月6日
451 昭和12年
(1937)
2月5日
17:05 小国玉川口間61キロ500メートル付近 米坂線 記載なし 線路右側の石垣から暖気にゆるんだ約4立米の雪崩が機関車前頭部に落下し排雪器とライフガードを屈曲したので駅迄行き取り外した。場所:小国町列車23分延発した。 暖気 山形新聞 昭和12年
(1937)
2月7日
452 昭和12年
(1937)
2月13日
11:25 羽前沼沢伊佐領間47キロ600メートル付近 眼鏡トンネル西口付近 米坂線 記載なし 大雪崩が襲来したのを線路工手が発見、排雪の結果午後0時35分開通。列車30分遅延。場所:小国町 11日来の暖雨 山形新聞 昭和12年
(1937)
2月14日
453 昭和12年
(1937)
2月13日
12:42 小国玉川口62キロ900メートル付近 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩が襲来したのを線路工手が発見、排雪の結果午後1時開通。場所:小国町 11日来の暖雨 山形新聞 昭和12年
(1937)
2月14日
454 昭和12年
(1937)
2月14日
11:25 羽前沼沢伊佐領間 米坂線 記載なし 雪崩が襲来し、列車現場で33分待ち合わせ延発。場所:小国町 新潟新聞 昭和12年
(1937)
2月16日
455 昭和12年
(1937)
2月16日
4:10 小国玉川口間62キロ870メートル 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩が襲来したのを線路工手が発見、除雪の結果5:43開通。列車57分立往生し延発した。場所:小国町 山形新聞 昭和12年
(1937)
2月17日
463 昭和12年
(1937)
12月8日
13:27 小国玉川口間 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩襲来し列車立ち往生したが除雪の結果85分遅れで通過した。場所:小国町 山形新聞 昭和12年
(1937)
12月9日
464 昭和12年
(1937)
12月17日
8:19 手ノ子羽前沼沢間40キロ50メートル付近 米坂線 記載なし 列車前方約百m位のコンクリート壁より雪崩落下したのを機関手が発見、急停車をしたが約3m雪崩に突入して停車した。25分の遅延。場所:小国町 山形新聞 昭和12年
(1937)
12月19日
471 昭和13年
(1938)
1月10日
10:10 小国玉川口間 横根山トンネル入り口 米坂線 記載なし 高さ4m幅10mの雪崩があり、除雪のため列車遅延。 新潟毎日新聞 昭和13年
(1938)
1月12日
472 昭和13年
(1938)
1月14日
4:18 小国玉川口間 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩襲来しているのを線路工手が発見、除雪の結果6:25開通。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
1月16日
473 昭和13年
(1938)
1月14日
6:50 小国玉川口間 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩襲来しているのをラッセル車が発見、除雪80分遅延したが、損害無し。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
1月16日
475 昭和13年
(1938)
1月20日
4:50 沼沢伊佐領間 メガネ橋トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩襲来しているのを線路工手が発見、除雪の結果6:34開通。列車39分の延発。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
1月21日
477 昭和13年
(1938)
1月22日
6:00 玉川口小国間 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、除雪の結果7:23開通。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
1月23日
478 昭和13年
(1938)
1月22日
6:35 越後金丸玉川口間 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、除雪の結果7:25開通。列車29分延発。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
1月23日
480 昭和13年
(1938)
1月29日
7:05 小国玉川口間 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、除雪の結果7:33開通。列車15分延着。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
1月30日
481 昭和13年
(1938)
2月2日
4:10 伊佐領羽前沼沢間 百子沢トンネル入口 米坂線 記載なし 1500立米の雪崩があり、除雪したが列車遅延。 新潟毎日新聞 昭和13年
(1938)
2月3日
482 昭和13年
(1938)
2月13日
5:25 伊佐領羽前沼沢間41キロ 百子沢トンネル東側入口 米坂線 記載なし 高さ25m長さ20m幅5mの雪崩があるのを列車が発見、除雪開通。 河北新報 昭和13年
(1938)
2月14日
488 昭和13年
(1938)
2月21日
5:00 小国玉川口間 米坂線 記載なし 雪崩襲来してるのを線路工手が発見、除雪の結果7:00復旧した。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
2月22日
490 昭和13年
(1938)
2月22日
4:40 小国玉川口間 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩襲来しているのを線路工手が発見、除雪の結果6:22開通。列車40分延発場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
2月23日
491 昭和13年
(1938)
2月25日
4:30 沼沢伊佐領間 眼鏡トンネル付近 米坂線 記載なし 雪崩襲来しているのを線路工手が発見、除雪の結果午前6時開通。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
2月26日
492 昭和13年
(1938)
2月25日
4:40 小国玉川口間 横根山トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩襲来しているのを線路工手が発見、除雪の結果午前6時開通。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
2月26日
494 昭和13年
(1938)
3月2日
5:00 沼沢伊佐領間 眼鏡トンネル西口 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、除雪の結果午前6時47分開通。列車50分延発。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
3月3日
499 昭和13年
(1938)
3月8日
9:00 津川村沼沢地内 登戸トンネル付近(現小国町) 4 4 鉄道除雪人夫が雪崩予防作業中崖上より落下した雪崩の為約6m押され埋没4名が負傷した。場所:小国町 山形新聞 昭和13年
(1938)
3月10日
508 昭和15年
(1940)
1月19日
7:30 津川村白子沢字坂下 通称禿山(現小国町) 1 1 登校しようとしたが雪のため帰宅する途中60.6mの頂上より雪崩襲来し圧死した。禿山の麓。 山形新聞 昭和15年
(1940)
1月24日
509 昭和15年
(1940)
1月29日
記載なし 伊佐領小国間 米坂線 記載なし 列車雪崩に乗り上げ、乗客を1両にのせて進行、残り3両は60分の遅れ。場所:小国町 猛吹雪 山形新聞 昭和15年
(1940)
1月30日
510 昭和15年
(1940)
1月29日
13:30 伊佐領沼沢間 米坂線 記載なし 雪崩襲来したのを線路工手が発見、除雪の結果午後4時30分頃開通した。場所:小国町 猛吹雪 山形新聞 昭和15年
(1940)
1月31日
521 昭和15年
(1940)
2月9日
記載なし 南小国村 横根山桃ノ木沢(現小国町) 1 1 木取りに出かけた1人が高さ20間の箇所より落下した厚さ1尺幅2間半の雪泡(俗称ワス)の下敷きとなって圧死しているのを11日捜索隊が発見した。 山形新聞 昭和15年
(1940)
2月13日
522 昭和15年
(1940)
2月9日
8:00 北小国村船渡部落大出沢(現小国町) 4 2 兎狩りに行く途中の4人が大雪崩に遭遇し2人が約百間下の谷間に押し流され圧死した。 山形新聞 昭和15年
(1940)
2月13日
526 昭和15年
(1940)
3月5日
8:45 小国玉川口間 荒川橋梁 米坂線 130 15 30 トンネル出口に差し掛かった列車に高さ200m付近から雪崩が襲い、列車は最後部1両残して25m下の荒川へ転落しすぐに炎上した。場所:小国町。死者15名、重傷者12名、軽傷者18名の惨事。 山形新聞 昭和15年
(1940)
3月6日
528 昭和15年
(1940)
3月6日
15:00 小国玉川口間 荒川橋梁 米坂線 記載なし 惨事の取り片付け作業中雪崩襲来したがいち早く避難し死傷者無し。場所:小国町 山形新聞 昭和15年
(1940)
3月7日
533 昭和15年
(1940)
3月30日
9:30 伊佐領沼沢間 米坂線 記載なし 雪崩襲来し列車折り返し運転をしている。開通は正午の見込み。場所:小国町 山形新聞 昭和15年
(1940)
3月31日