新潟大学 English

柏崎市西山町~刈羽村正明寺の調査

【調査日時刻】

2007年7月16日 13時大学出発〜19時帰着

【メンバー】

小林健太・立石雅昭・高澤栄一・坂 啓惟・播磨雄太・大橋聖和(刈羽村下高町で豊島剛志ほかと合流)

【調査報告】

柏崎市西山町から刈羽村正明寺までの間を調査した。
震源に近い西山よりも、より南方で被害が顕著となる。
また2004年中越地震の際と同 じ箇所での破断が目立つ。


刈羽村滝谷
石灯籠の倒壊。
住人談によると2004年中越地震の際にも倒壊、補修されたもの。
刈羽村滝谷歩道に北西-南東の座屈(短縮)変形が生じ、アスファルト舗装がスライドしている。
画面手前の圧縮性境界では中越地震?時の破断を補修した痕跡があるが、
この部分からタール状の液体が滴下している。
にわかには信じ難いが、破断時の摩擦発熱によりアスファルト成分が溶融した可能性がある。
展張性境界ではこの様な現象は観られない。
刈羽村滝谷
集会場の破断した構造柱
刈羽村滝谷
集会場の敷地内では北東方向に亀裂が延びる。
近隣では北西方向の亀裂も観察される。
刈羽村
倒壊した建物、一階部分が車庫であるものや倉庫の倒壊が多い
荒浜駅付近
彎曲したJR越後線の線路
荒浜駅付近
噴砂の跡
新潟大学理学部棟内部
天井より釣り下げられたスクリーン端部が側壁に衝突して出来た擦跡