大学院自然科学研究科 内藤 信明
調査範囲:南北約50km,東西約40km
総調査地点数:263地点
転倒率が高い地域
- 小千谷-堀之内
西側延長部では比較的高い地域が連続しているのが確認できる。それに対し東側(小出地域)では転倒率は急激に減少している。 また、小千谷-堀之内以南の信濃川と魚野川を比較しても東側・魚野川の方が低い転倒率を示している。 - 長岡平野東縁部
平野部と比べ平野東縁部が高い傾向にある。渋海川沿いでは比較的高い値を示すが、局所的に低い値を示す。
墓石の新旧について
墓石転倒調査を行なうにあたり当初は小さく古い墓石を除いた墓石を対象にしたが、耐震工法がなされている墓石が 確認された為、 翌日からは確認できる範囲で耐震工法がなされている墓石数も測定した。 上図の転倒率は転倒墓石数/(総墓石数-耐震工法墓石)で求めたものである。