新潟大学 English

川口町武道窪地域の被害

卜部(災害研)、鈴木、片岡、本郷

武道窪の被害

 県道小栗山・川口線沿いは東方の緩斜面部分で,木造構造物が20%程度大きな被害を受けている。
また、県道木沢・相川線沿いの武道窪会館より東方では、ほとんどの木造構造物が大きな被害を受けており(写真1、2)、 外見上被害が軽微なのは数軒のみの状況である。
雪国3F構造の住家部分の大破も見られる(写真3)。

 木造構造物の被災率から判断すると、これまで激震としてきた区分に相当する。この大きな被害の要因は、強い震動が地盤の影響でより増幅された可能性があり、さらに詳細な検討が必要である。

写真1
写真2
写真3