上空からの調査報告
小林 健太 (大学院自然科学研究科)
BSN新潟放送のヘリコプターに搭乗し、上空からの観察を行った。
被災地の現状を把握することと、地震断層の有無を確認することが主な目的である。
魚沼丘陵の直下で北東-南西に延びる余震分布が,防災科研によって既に求められていたが、搭乗の時点ではその傾斜方向が曖昧であった。
そこで、小千谷市などでの被害が大きいことを重視して、山古志村から川口町を経て小千谷市上空を通過する丘陵西側のルートを選択した。